拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

アップデートの日

あなたへ

 

突然に、ネガティブな感情に支配されたのは、先日のことでした。

 

私は本当に、大丈夫なのかな。

この先を見つめた私の中へと、

突然にこんな気持ちが芽生えたあの日の私は、

なんとも言えない不安な感情と向き合うことになってしまったのです。

 

私は今、KTSプログラムと向き合う日々。

本当は、立ち止まってなどいられないけれど、あの日の私は違いました。

 

少しだけ立ち止まって、

この気持ちと向き合わなければならないのかも知れないと、

こんなふうに、思うことが出来たのです。

 

ほんの少しだけ焦るような気持ちを感じながらも、

一旦立ち止まって、私を支配する気持ちと向き合ってみれば、

見つけることが出来たのは、私にとっての小さな綻びでした。

 

例えば、丁寧に作業を進めるには、

ある程度の時間の確保が必要となるのでしょう。

早さばかりを求めてしまえば、

小さなミスを見落としをしたままで、

歩みを進めてしまうものでもあるのかも知れません。

 

これまで知らなかった早い時間の流れの中で、

私なりの歩み方を見つけた私は、

立ち止まることなく、必死で前へと歩み続けて来ました。

 

それは今の私にとっての最善の策であり、

最速で目的の場所まで向かうための方法であると考えて来ましたが、

最速で歩むからこそ、

時にしっかりと立ち止まる時間も必要となってくるものなのかも知れません。

 

先日、突然に感じたネガティブな気持ちは、

私に、立ち止まる重要さを教えてくれたようにも感じています。

 

あの日、一旦立ち止まり、綻びを修正した私は、

また元気に、いつも通りの早い流れに乗って日々を歩んでいます。

 

こうして振り返ってみれば、あの日の出来事は、

私が実行するこのKTSプログラムが、

より質の高いものへと変わるように起こった出来事でもあったように感じています。

 

そう。一旦立ち止まったあの日は、

KTSプログラムのアップデートの日とも呼べるのでしょう。

 

今週も、気が付けば木曜日の夜を迎えました。

 

相変わらずに早い流れの中を歩む私ですが、毎日少しずつ積み重ねながら、

月曜日には知らなかった私が、

ちゃんと此処にいることを実感しています。

 

 

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