拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

秋のあなたがくれたお告げ

あなたへ

 

今日からまた新しい1週間が始まりましたが、

今週の私は、週初めから既に疲れ切っています。

 

こんなに疲れ切った月曜日を過ごすことは、

思えば初めてであるようにも感じますが、

実はこの週末の私は、とてつもなく大変な時間を過ごしていたのです。

 

えぇ?嘘?嘘でしょ?

 

こんな言葉からやがて、

 

あぁ、そっか

うん、そうだよね

だってもう、12月も半ばだものって、

全てに納得したこんな言葉へと変わったのは、

土曜日の、あなたへの手紙を送り終えた直後のことでした。

 

携帯電話の調子がいまいちだと初めて感じたのは、丁度、

秋の爽やかな風を感じる頃のことでした。

 

あれ?なんだか変だなって、

いつもとは違う携帯電話の調子に不安を感じながらも、

新しい携帯電話を買うことに躊躇したあの日。

 

携帯電話の調子が良くないような気がするの

新しい携帯電話を買った方が良いのかしら

 

あなたへ手を合わせながら、世間話でもするかのように、

何気なくあなたへ話し掛けてみれば、

あの日の私の中へと浮かんだのは、

12月まではこれまで通りに使えるから、今は買い替えなくても大丈夫だよって、

こんなあなたの言葉でした。

 

あの日の私が素直に、

それをお告げと名付けたあなたからの言葉であると感じることが出来たのは、

これまでのあなたが見せ続けてくれた数々の不思議な出来事のお陰なのでしょう。

 

あの日のあなたの言葉の通り、

あれから、携帯電話の調子は悪くなることもなく、

快適なiPhoneライフを送ってきましたが、

土曜日の夜になり、突然にその時がやって来たのです。

 

つい先程までは何事もなかった筈なのに、

突然に調子が悪くなった携帯電話に向かって、

嘘でしょ?を繰り返しながらも、

やがて秋の頃のあなたがくれたお告げを思い出した私は、

目の前で起こった出来事に納得し、

早々に諦めて、新しい携帯電話を注文することにしたのですが、

これがまた、非常に大変な作業となってしまったのです。

 

携帯電話は店頭で購入するよりも、

インターネットで注文した方が、便利で簡単。

 

そう気が付いたのは、あの子が高校生の頃のことでした。

 

あれから更に、あの子の携帯電話だけを買い替えて。

今回で3度目のインターネットでの注文ということもあり、

余裕に構えたあの日の私は、

手早く携帯電話の注文をして寝る、という段取りを組んだのですが、

私が利用するショップでは、

以前とは随分とシステムが変わり、非常に複雑な仕組みになっていたのです。

 

え?なにこれ?

え?どういうこと?

 

こんな独り言は、何度呟いたでしょうか。

 

進んでは戻って、進んでは戻って、そして、時々、知らない言葉を検索。

 

手早く携帯電話の注文を済ませて寝る筈だったのに、

気が付けば、明け方になっていて。

 

それでもまだ終わらぬ作業に途方に暮れて、仮眠を取り、

更にパソコンと向き合うこと数時間で、

漸く、注文を完了させることが出来たのでした。

 

注文受付完了の通知が届いた時のあの喜びは、

どんな言葉で表現すれば伝わるのでしょうか。

 

試行錯誤を繰り返しながら、漸く達成感に浸ることが出来たのは、

間もなく日が暮れる時間帯になってからのことでした。

 

インターネットでのショッピングは、時々利用しますが、

今回のインターネットでのショッピングは、この人生の中で、

最も時間の掛かったショッピングとなりました。

 

なんだか笑ってしまいます。

 

こうして振り返ってみれば、

店頭へと足を運んでしまった方が、

スムーズに購入することが出来たのかも知れないなとも思いましたが、

今回の件では、試行錯誤を繰り返しながら、

様々に新しい知識を得ることにも繋がりました。

 

これも、時代の流れについて行くための、

良い勉強の時間だったと言えるのでしょう。

 

こんな感じで過ごした週末のお陰で、

今週は、月曜日から疲れ切っている私ですが、

実は、私にとっての本当の勝負の時は、

新しい携帯電話が届いてから、とも言えるのかも知れません。

 

様々な新しいことを教えてくれたあの子はもう、

直ぐ側には居ません。

新しい携帯電話が届いたのなら、

私は、ひとりで、それを使える状態にしなければならないのです。

 

今週は、先週とはまた別な疲れを感じそうな予感がしてなりませんが、

これもまた、

ひとりで生きて行くために乗り越えなければならない壁でもあるのでしょう。

 

秋の頃のあなたがくれたお告げのお陰で、

これまで、なんの心配をすることもなく、

快適なiPhoneライフを送ることが出来ました。

 

そして、今回、

調子の悪くなってしまった携帯電話を深追いすることなく、

買い替えるという決断をすることも出来ました。

 

まさか、こんなにも時間の掛かる、

インターネットショッピングを経験するとは思ってもいませんでしたが、

実は、泣き言を並べる私の側で、

あなたがそっと、助けてくれていたのかも知れませんね。

 

きっといつも寄り添ってくれているあなた。

ありがとう。

 

 

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