あなたへ
あなたの夢を見ました。
それは、あなたのその温もりをただ感じる夢でした。
横になったあなたの胸の上に頭を乗せれば、
あなたが髪を撫でてくれて。
眠りに堕ちる前の数分間。
何の言葉も交わさずに、微睡みながら、
ただあなたという存在を大切に感じていたあの夢の中の時間は、
本当に幸せな時間でした。
あの時のあなたは、どんなことを考えていましたか。
あの時の私はね、
あなたは、私がよく知っているあなたのままなんだな
とか、
私の大好きなその手も、あの頃のままなんだねって、
こんなことを考えていました。
今朝の目覚ましの音は、私にとっての充電完了の合図の音。
あなたの側で眠ることが出来た今日の私は、
いつもよりも元気に歩むことが出来ました。
こうして時々逢いに来て、側に寄り添ってくれるあなた。
ありがとう。
ねぇ、あなた。
あの夢の中の私は、あなたよりも先に眠ってしまったのかな。
それとも、あなたも私と一緒に眠っていたのかな。
ほんの少しだけ、あの夢の続きが気になるけれど、
きっとまたいつか。
あなたがこうして逢いにきてくれる日まで、
私は目の前に続くこの道を、しっかりと歩み続けて行くよ。
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