拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

なんで?なんで?なんでなの?

あなたへ

 

なんで?なんで?なんでなの?

 

これは、ここ最近の自分自身へ対する問い掛けの言葉です。

 

なんで?の疑問に対して、

その理由を真剣に考えて、考えて、考え続けて、

ここ最近の私は、実は少しだけ疲弊してもいますが、

こうして、なんで?を自分自身に問い掛け続けることは、

自分自身の大きな成長へと繋がることなのだと、日々、実感しています。

 

この、なんで?はね、

実は、先日のあの子がくれた視点でした。

 

社会人になったあの子は、日々、

自分の目の前にある仕事に対して、なんで?を問い掛けて、

そこに対する明確な答えを導き出してから、それを形にするのだと言います。

 

これは、会社の先輩から教わった視点なのだそうですが、

なんで?と言う疑問に対して、明確に答えることが出来ないものは、

やる意味がないことになるのだということに気付くことが出来たと、

こんな話を聞かせてくれました。

 

あの日のあの子の言葉は、私の中へとスッと入り込んで、

私に、大事な視点が抜け落ちていたことを教えてくれた言葉ともなりました。

 

私はこれまで、自分自身へ、

どう生きたいのかという視点からの問い掛けはしても、

それに対する、なんで?という問い掛けをしたことは、

一度もなかったような気がします。

 

故に、どう生きたいのか、という問いに対する答えは明確であっても、

なんで?に対する問いに対しては、

曖昧で、不明瞭な答えしか浮かばなかったのです。

 

これではいけない。

 

あの日からの私は、眠りから覚めたような気持ちで、

新たな視点からの問い掛けをするようになりました。

 

そうして少しずつ、様々な視点からの、なんで?を投げ掛けては、

自分にとっての明確な答えを探し続けて。

時々には、疲れた!って、思わずため息を吐き出してしまうこともあるけれど、

私はそれだけ、成長が止まっていたのかも知れないとも、考えさせられるのです。

 

例えば、

幼い子が、なんで?なんで?とたくさんの疑問を持つことは、

日々、成長しているからこそなのでしょう。

 

なんで?という多くの疑問を持たなくなるのは、

現状維持の状態なのかも知れません。

この世界はどんどん進化しているにも関わらず、

自分だけが現状維持を続けることは、退化とも呼べるのでしょう。

 

私はいつから、

多くの、なんで?を考えなくなってしまったのだろう。

 

いつからのものを取り戻せば良いのかも分からないままに、

ここ最近の私は、なんで?に全力で向き合っているのです。

 

考えて、考えて、考え続けて、

疲れる度に、ついついキャラメルを口へと放り込んで。

なんだか我が家のキャラメル消費率が、

格段に上がっているような気もしますが、

私が問い掛ける全てのなんで?を明確に答えられるようになった時に、

私はまた、新たな何かを見つけることが出来るのかも知れません。

 

3月に降る雪を見つめながら、

これまでの歩み方を緩めても良いのかも知れないと、

こんな視点を持つことが出来た私は、

何処かの駅に到着したのかも知れないと、先日の私は、

こんな手紙を書きましたが、

あの時の私が降りた駅は、

「なんで?駅」だったのかも知れませんね。

 

なんだか笑ってしまうけれど、

この、脳内が非常に忙しい日々も、

楽しみながら歩んで行こうと思います。

 

 

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