拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

海藻みたいに過ごした1日

あなたへ

 

あぁもう!疲れた!

何に疲れているのか分からないけれど、全部疲れた!

休みたい!

 

いつも通りに、自分の目の前に続く道を歩んでいた筈だったのに、

不意にその足取りの重さに気が付いて、足を止めたのは今日の私です。

 

やる気はある筈なのに、なんだかやる気が起きないような、

たくさん眠った筈なのに、なんだか頭がボーッとしてしまうような、

そんなチグハグな感覚を自分の中に捉えた私は、

焦りのようなものを感じてもしまったけれど、

こんな日は、休んでみるのも悪くはないのかも知れないと、

考え直すことが出来たのは、

いつかのおばあちゃんの言葉が、ふと浮かんだからでした。

頑張り過ぎちゃいけないよって。

 

頑張り過ぎているという自覚は特にはなかったけれど、

全く別な視点から今の私を見つめてみれば、

何処かに力が入り過ぎていて、

それは、頑張り過ぎているという形として捉えることも出来るのかも知れません。

 

おばあちゃんがくれた言葉を反芻しながら、

今日の私は、頑張らない日というテーマの1日を過ごしてみることにしました。

 

ボーッとしてみたり、

ただ、空を見上げてみたり。

そして、ただ、あなたの姿を見つめてみたり。

 

特に何をしたわけでもない1日だったけれど、

肩の力を抜いて、何も頑張らずに過ごした今日を振り返ったらね、

今日の私は、海の中に揺れる海藻みたいな私だったなって、

不意にこんな言葉が浮かんできて、なんだか笑ってしまいました。

 

海藻みたいに過ごした1日。

 

こんなふうにタイトルを付けることにしてみた今日1日だったけれど、

きっとね、此処から先へと歩んだ私がいつの日か、

手帳をめくりながら、今日の日を振り返る日が来たのなら、

その時の私は思うのよ。

 

この日も、特別な1日を過ごすことが出来ていたなって。

 

何気なく過ごす1日も、

とても頑張って歩んだ1日も、

どんな1日もきっと欠けてはならない1日で、特別な1日だから。

 

海藻みたいに過ごしたあの日があったから、

今の私は、私なんだなって、

こんなふうに振り返りながら、

目の前に続く自分の道を、

しっかりと見つめて歩んで行くことが出来るのでしょう。

 

 

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