拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

今、この瞬間に感じる気持ち

あなたへ

 

今、この瞬間に感じる気持ちを、大切に感じ切ってみよう。

 

私はいつから、こんなふうに考えるようになったのだろう。

 

胸の奥がギュッと締め付けられて、どうしようもない気持ちも、

言葉にならないままに、ただただ涙が溢れてしまう気持ちも、

あなたの分まで大切に感じてみよう。

 

そんなふうに、その時に感じる気持ち全てを、大切に感じ切るようになった私は、

以前の私なら目を背けて、早く忘れる努力をしていた感情も、

しっかりと感じ切ってみるという視点を持てるようになりました。

 

例えば嫌なことがあった時って、その物事も、その時に感じた気持ちも、

早く忘れてしまいたくもなってしまうけれど、

そこに感じた気持ちに向き合ってみれば、やがて見えて来たのは、

その時の自分にとっての必要な視点でした。

 

そんな新たな視点まで辿り着いて初めて、

向き合ってみて良かったなって、こんな気持ちを感じることが出来たのです。

 

そこに感じた気持ちにしっかりと意識を向けて感じ切ったのなら、

やがてそれは形を変えて、

別な側面を見つけてくれたり、成長させてくれたり、

その時の自分にとっての必要なものが必ず見えて来るものなのかも知れません。

 

嬉しかったことや楽しかったことは、

何度でもその気持ちを反芻するはずなのに、

苦しい気持ちや悲しい気持ち、嫌な気持ち、

胸が苦しくなるような気持ちからは、

目を背けようとしてしまうのは、何故なのでしょうか。

 

こうして考えてみれば、

その時に感じた感情から何かしらを得るために、

人には様々な感情があるのかも知れません。

 

あなたの分まで、この気持ちを感じ切ってみよう。

 

こんな視点を持つことがなければ、私は、

見たい感情だけにフォーカスをし続けて、

幾つもの視点を見落としていたのかも知れません。

 

これは、あなたが教えてくれた成長の仕方であり、

そして、この人生を選び生まれて来たからこその、成長の仕方、

と言うことも出来るのでしょう。

 

もう。何でこの人生選んで生まれて来たのよ。

 

胸の奥がギュッと締め付けられる度に、

相変わらずに、私は何度でも、

生まれる前の自分へこんなふうに問い掛けては、

やり場のない痛みを感じてもしまうけれど、

あなたの分までこの人生を大切に生きるから。

この世界で成長する私の姿を、きっと何処かで見ていてね。

 

 

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