あなたへ
不思議な声が聞こえたのは、眠りから覚める直前のことでした。
その声の主は、前世での私の名前と、
前世の私も、春生まれであったことを教えてくれました。
それは、夢を見たと言うよりも、
潜在意識が私に教えてくれた、という表現の方が、
近しい感覚であったようにも感じています。
過去世というものには興味がありながらも、
前世での自分の名前や、どの季節に生まれたのかだなんて、
一度も興味を持ったこともなかった私にとって、
それは思いもしなかった声でしたが、
ここ最近の私の中には、時々、
不思議な記憶のようなものが蘇る瞬間があります。
それらひとつひとつを集め続けて行けば、
やがてそれらは、一本の線で結ばれて行くのかも知れませんね。
前世での私の名前は、
華という文字が使われたとても素敵な名前でした。
声の主が教えてくれた前世というものが、
もしも私が思う時代であったとするのなら、
名前には、平仮名や片仮名が使われることが一般的なイメージがあります。
漢字が使われていたことには、なんだか驚きましたが、
何故だか、その名前を忘れることが出来ないままに。
なんだかとても不思議な気持ちがしますが、
今のあなたなら、何かを知っているのかも知れませんね。
ここ最近の私には、時々不思議なことが起こります。
年齢を重ねれば重ねる程に、
不思議な物事に出会うことが多くなったようにも思いますが、
長く生きるほどに、
何かの封印のようなものが解かれて行くものなのかも知れませんね。
あの声が、実はただの夢であったのか、
または、私が感じたように、潜在意識のものであったのか、
本当のところは今の私には分かりませんが、
またひとつ、不思議なものが私の中へと集まりました。
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