あなたへ
とても怖い夢を見ました。
これは、私のミスによるものです。
自分のミスで、怖い夢を見てしまうだなんて、思えば初めてのことですが、
こんなこともあるようです。
眠る前に、気になる動画を見つけた私が再生したのは、
タイムスリップを体験した方の不思議な話でした。
確かに途中までは話を覚えていますが、どうやら私は、
話を聞きながら、いつの間にか眠ってしまっていたようです。
いつの間にかその動画は終わり、次に自動で再生されたのが、
きっと怖い話だったのでしょう。
恐らく耳元で話し始めたその声は、
私の夢の中へと侵入し、私にそれを体験させたのです。
夢の中を反芻すれば、
恐らくはオムニバス形式で構成された動画だったのだと思います。
夢の中の私は、幾つかの怖い体験をさせられました。
ふと目が覚めて、携帯電話を見てみれば、
怖い話が再生されていて、慌てて消して。
そんなふうに目覚めた私は、
次の眠りへの入り口を見つけることが出来ないままに、
何度も、夢の中で見たものを反芻してしまいました。
怖い話を聞きながら想像するのと、
夢の中で怖い話を体験するのとでは、全く違うものなのかも知れません。
目覚めてから何時間が経とうとも、
ふとした瞬間に、夢の中で見た光景を思い出しては、後悔しています。
あの子のゴールデンウィークが終わり、
私の日常生活が始まったばかりだというのに、
まさか、こんな事態に遭遇するだなんてと後悔しながら、
私は久し振りに、あなたしか駄目なんだからね！を、呪文のように唱えています。
まさか、動画から聞こえた声が、
夢の中にダイレクトに反映されるとは思ってもみませんでしたが、
例えば、楽しい話を聞きながら眠ったのなら、
それを夢の中で体験出来るということなのかも知れません。
今回は、脳裏に焼き付いてしまうような悪夢を見ることとなってしまいましたが、
私は、見たい夢を見る方法を発見したのかも知れませんね。
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