あなたへ
どう生きたいのか。
どう在りたいのか。
自分自身へと問いかけて、
それは何故なのかと、自問自答を繰り返しながらも、
相変わらずに不器用に生きる私は、もう、何度くらい立ち止まっただろう。
どう生きたいのかという問いに対しても、
それは何故なのかという問いに対しても、
明確な答えを出すことが出来る私でありながら、
理想とする自分の姿へは程遠く、
疲れ果てては立ち止まり、もう無理だと泣きごとを吐き出して。
もっと楽な生き方を選ぶのも悪くはないのかも知れないと、
本当は、僅かにこんな気持ちを見つける日もあるけれど、
その都度、覚悟を決め直す私へと成長することが出来たのは、
一度は、自分の夢や目標を諦めようとした過去があり、
潔く手放した筈だったのに、
それでもこの手の中へと戻った過去があったからなのかも知れません。
もう無理!出来ない!
どうしてこの人生は、こんなにキツいの?
私はきっと、自分の納得の出来る生き方を求めなければ、
この人生に納得をすることは出来ないのだと腹を括った筈なのに、
泣きごとを並べながら、盛大に堕ちて堕ちて、
どこまでも堕ちたのは、先日のことでした。
泣き出しそうな気持ちを抱えたままで、大きなため息を吐き出しながら、
どん底の気持ちを感じ切ったあの日の私だったけれど、
ふと思ったのです。
私は今、泣きたくなっちゃうくらいに真剣に、
この人生と向き合っているんだなって。
真剣に人生と向き合うことは、
弱音を吐いてしまう時もあれば、
疲れ果てて、立ち止まってしまう日もあるものなのかも知れません。
それは真剣に生きるからこそ通ることの出来る、
暗闇で出来た道なのかも知れません。
私の歩み方は、
やはり相変わらずに、笑っちゃうくらいに不器用だけど、
堕ちて堕ちて、堕ち切った先で、
新たな視点をひとつ見つけることが出来た私は、
なんだか、少しだけ強くなれたような気もしました。
あなたを見送り、あんなに後ろ向きだった私は、
あれから少しずつ、少しずつ、自分のペースで歩みながら、
気が付けば、この人生と真剣に向き合い続けながら生きる私へと、
成長することが出来ていたようです。
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