拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

あなたに惚れ直した日

あなたへ

 

あなたの夢を見ました。

絶対に見ました。

 

夢の中の世界から、僅かに現実世界へと近付いた場所にいた私は確かに、

その夢を反芻した筈なのです。

 

それはとても素敵な夢で、

やっぱり私は、あなたのことがとても好きだなって、

こんな気持ちで、見たばかりの夢を反芻した筈だったのに、

そこから僅かに眠りの中へと引き戻されて、次にしっかりと目が覚めた私は、

どんな夢を見たのかを、どうしても思い出せなくなってしまったのです。

 

あなたのことが、とても好き。

 

こんな気持ちにさせてくれた昨夜のあなたは、

私に、どんな時間をくれたのだろう。

 

素敵なものをひとつ、

夢と現実の間に、置いて来てしまったような気持ちで、

今日の私は悔しくて仕方がありませんが、

あなたの夢を見たことすら覚えてはいないままに、

実は私は、私が思っているよりも、ずっと多くの時間を、

あなたと共に夢の中で過ごしているのかも知れませんね。

 

あなたと過ごす夢は、出来れば全部、覚えておきたいけれど、

でも、今日の私の中には、確かに、

あなたへの素敵な気持ちだけが残りました。

 

あなたへの気持ちだけが、やけに鮮明に蘇る今日は、

夢の中で、あなたに惚れ直した日としておこうかなと思います。

 

 

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