拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

夏によく似た季節の風を感じながら

あなたへ

 

部屋中を駆け巡る爽やかな風を感じながら、

なんだかとても幸せだなって、

こんな気持ちに満たされるのは、ここ最近の私です。

 

梅雨に入った筈なのに、晴れの日が続いて。

夏によく似た季節の中を歩む私ですが、爽やかな風を感じれば、

私の中にはただ、幸せな気持ちがいっぱいに満ちて、

なんだか、ため息が漏れ出てしまうのです。

幸せだなって。

 

夏が大好きな私は、毎年の夏を迎えると、

ワクワクと心が躍りますが、

今の私の中に満ちるのは、これまでの私が感じたことのないような、

または、ずっとずっと遠い昔の私が感じていた気持ちが蘇っているような、

そんな不思議な気持ちがする幸せなのです。

 

これが何で出来た気持ちであるのかが知りたくて、

爽やかな風を両手で捕まえてみれば、

遠い昔の私が見ていた夏の景色が断片的に蘇るような、

または、知らない筈の景色を懸命に私の中へと蘇らせようとしているかのような、

そんな不思議な気持ちと共に、

いつか何処かで感じたことのあるような気がする幸せな気持ちだけが、

いっぱいに溢れ出すのです。

 

それを懐かしいと捉えれば良いのか、

知らなかった気持ちと捉えれば良いのかも分からないままだけれど、

それでも私の中へと溢れるその気持ちは、私を幸せへと導くのです。

 

え?なにそれ?どんな気持ち?

なんて、あなたは笑うのでしょうか。

 

私にも、よく分かりませんが、

これが何で出来ているものなのか、上手くは説明出来ないけれど、

でも、今、とても幸せ。

こんな気持ちもあるのかも知れませんね。

 

あなたよりも7つ年上になった私は、

あなたよりも多くの季節を知りました。

 

年齢を重ね、多くの季節を知ることは、

過去の季節に置いてきた記憶が、

不意に、僅かな断片として蘇ることもあるものなのかも知れません。

 

なんだかとても不思議ですが、

私は今、夏によく似た季節を、とても楽しめているようです。

 

今日のこちらでも、朝から青空が広がり、爽やかな風が吹きました。

 

ただ風を感じれば、やはり幸せな気持ちを感じた私は今日も、

素敵な1日を過ごすことが出来ましたよ。

 

 

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