拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

あなたを想う日 -2025-

あなたへ

 

あなたのその温かな手を離してから、

今日で、11年が経ちました。

 

今日の私は、あの日感じた不思議な気持ちを反芻しながら、

あれから此処までの自分の歩みを振り返りました。

 

あれは丁度、1ヶ月前。7月8日のことでした。

 

あと1ヶ月であなたの命日を迎えるのだと、

こんな気持ちで、カレンダーを見つめた私は、無意識に、

それまでに、私はどれだけ成長することが出来るのだろうかと、

こんな言葉を小さく呟きました。

 

あの日の私は、無意識に呟いた自分の声に、

なんだかとても驚いてしまったのでした。

 

だって、あなたのその大きな手を離さなれけばならなかったあの夏にいた私が、

次のあなたを想う日を迎えるまでに、何処まで成長出来るのか、なんて、

こんな視点を持つだなんてさ。

 

命日と呼ばれる節目には、

あなたを想いながら、たくさん泣いても良い日と決めて、

存分に涙を流した幾つかの年があって。

 

見上げた空に、飛行機雲を見つけて、涙の代わりに笑みが溢れた年があって。

 

泣かないと決めた筈なのに、あなたが届けてくれた想いが温かで、

堪え切れないあなたへの想いが、涙となって溢れ出した年があって。

 

あなたがいたあの夏から遠くへと歩めば歩むほどに、

色々な形でのあなたを想う日を過ごして来ましたが、

まさか、私たちにとっての節目を迎えるにあたり、

その日までに、どれだけ成長することが出来るのかと、

こんな視点から、今日の日と向き合う日が来るだなんてさ。

 

自分の目標を見つけることが出来たのも、

この人生と真剣に向き合い歩む私へと成長することが出来たのも、

今の私として、此処に存在することが出来ていることも、

全部、あなたのお陰です。

 

此処にいるよ

側にいるよ

大丈夫

 

肉体がなくとも、あなたの存在までもが、

消えてなくなってしまったわけではないという証拠を、

そして、あなたのその想いを、

あの夏からの11年間を掛けて、あなたが私に伝え続けてくれたから、

私に見える景色は、少しずつ変わって行きました。

 

本当にありがとう。

 

お線香を立てて、手を合わせて、

長い間、見つめ続けたあなたは、

いつもよりも穏やかで、優しい笑顔を私に向けてくれたから、

今日だけは、その頬に触れること許されるのかも知れないと、

思わず手を伸ばして。

 

相変わらずに、

期待した柔らかさを得ることは出来なかったけれど、

でも、私は、今はこれでいい。

 

必ず、素敵な私になって、いつかそちら側に還るから。

 

きっとその時まで、待っていてね。

 

 

www.emiblog8.com

 

www.emiblog8.com

 

www.emiblog8.com

 

www.emiblog8.com

 

 

1ページ目はこちらより↓↓

拝啓、空の彼方のあなたへ - 拝啓、空の彼方のあなたへ