拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

私だけの夏の星座

あなたへ

 

お盆期間中に、

あなたの実家で撮った星空の写真を眺めていました。

 

あなたの実家から見る星空は、本当に素敵。

 

相変わらずに、この瞳には、本当の星空が映ることはないけれど、

写真を眺めてみれば、そこに映るのは、

世界中の宝石箱の中身を全部、夜空に放ったみたいな美しい夜空で。

 

あの日の夜は、本当は、

こんなにもたくさんの星たちが見えていたんだなって、

飽きもせずに、たくさんの星たちを眺めていました。

 

星空を見つめながら、何気なく、自由に形を描いてみれば、

やがて私に見えたのは、大きなハート型に結ばれる形でした。

 

夏の夜空に描かれるそれに、勝手にあなた座と名を付けて、

私だけの夏の星座にしようと思いました。

 

93年後のこの世界で、あなた座が夜空に現れる頃に、

きっとまた、あなたと出会うことが出来ますように。

 

そんな今世の私の願いを込めた夏の星座です。

 

星座は、絶対に覚えない。

 

これは、いつの頃からかの今世での私のポリシーとなって行きましたが、

既存の星座を知らない私は、その代わりに、大好きな季節の中で、

私だけの星座をひとつ、見つけることが出来ました。

 

これからの毎年の夏の夜空には、私だけの夏の星座が姿を現して。

夏の夜空を見上げる度に、きっと私は、

あなた座を見つけたこの夏を、何度でも思い出すのでしょう。

 

此処から、ずっとずっと先の未来。

あなたの隣に並んで星空を見上げる私には、

もう、この記憶は残ってはいないけれど、

今度は、あなたの隣で、同じ形を見つけることが出来たらいいな。

 

星座の話を聞かせてくれる来世のあなたへ、

私が見つけた形を贈り物にすることが出来たのなら、

あなたはどんな顔で笑うのでしょうか。

 

 

www.emiblog8.com

 

www.emiblog8.com

 

www.emiblog8.com

 

www.emiblog8.com

 

 

1ページ目はこちらより↓↓

拝啓、空の彼方のあなたへ - 拝啓、空の彼方のあなたへ