あなたへ
あれ?なんか引き締まったよね
格好良くなったなって思ったよ
これは、今回、帰省したあの子の声です。
横にはみ出た例のアレ問題を抱えていたあれからの私は、
密かに、努力に努力を重ねてまいりました。
筋トレを始めてからの私は、なんだか太くなったような気がすると、
こんな手紙を綴ったのは、梅雨明け前の頃のことでしたが、
あの頃の私は、実はとても焦っていました。
早く結果を出さなければ夏が来てしまう、と。
私は、大好きな夏の季節の中に、
あのサイズの私が存在してしまうことだけは、どうしても避けたかったのです。
日々の筋トレでは、出来るだけ負荷を掛けて、
もう、あ゛ぁ゛、なのか或いは、う゛ぅ゛、なのか、
明確に伝えられる文字が見つからないような声を漏らしながら、
頑張ってまいりました。
そして、有酸素運動の日には、
余計なものを全て絞り出すかの如く、体を出来るだけ捻り上げ、
不要なものを振り落とす勢いで、腕を振り回しながら、
全力で踊り狂ってまいりました。
それでもなかなか思うように成果が現れないままに、やがて梅雨が明け、
夏の季節がやって来てしまいましたが、
こうして思い返してみれば、
実は、やって来てしまった夏が、私の強い味方となってくれたのかも知れません。
今年のこちらでは、雨の日がとても少なく、
梅雨らしくない梅雨ではありましたが、
やはり、夏によく似た季節に過ぎなかったのでしょう。
梅雨明けから早々に、更に気温が上昇し、
夏によく似た季節とは、比べものにならないくらいの暑さを感じることとなりました。
きっと、日々のトレーニングに加えて、
夏の暑さが味方となって、結果が出しやすかったのだと思いました。
横にはみ出た例のアレと格闘し続けながら、
やがて迎えたあの子のお盆休み初日。
あの子を迎えに行くために、あのジーンズを履いてみれば、
もう、自分を極限まで細く仕上げなくとも、
立派に、その中へと身体を収めることが出来たのです。
あの日の私は、あの子が乗った電車の到着時間が差し迫っているにも関わらず、
思わず、おぉ・・・などと声を漏らしながら、
前から後ろからと、まじまじと鏡を見つめ、
恍惚とした気持ちを味わい尽くしました。
先ずは、元のサイズの私へと戻ることが出来たわけですが、
久し振りに会ったあの日のあの子からは、早々に、
格好良くなったと、こんな言葉を掛けて貰いました。
私にとっては、元のサイズへと戻ることが出来たという認識ですが、
いつの間にか、私という存在を作り上げるものの質が、
良質な素材へと変化したということなのかも知れません。
私の目標となった、あの夢の中の私の姿へはまだまだ程遠いものの、
先ずは、例のジーンズを履ける私へと戻ることが出来たことを、
今日はあなたにも報告しておきたいと思います。
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