拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

花火の音と新しい思い出

あなたへ

 

遠くで聞こえる花火の音に耳を傾けるのは、

これで幾つ目になるだろう。

 

今夜の私は、遠くで聞こえる花火の音に耳を傾けながら、

夏の音を楽しみました。

 

ねぇ、あなた。

最近のお祭りの屋台にはね、

あの頃の私たちが知らなかったものが、たくさん売っているようですよ。

 

あの子情報によれば、

フルーツ飴、とか、チーズスティック、とか、

それから、あの子曰く、

名前は忘れたけれど、すげー美味しいやつ、とか、

私たちの中での定番ではない美味しそうなものが、

たくさん売っているようなのです。

 

あなたを見送ってからの私は、

すっかりお祭りには縁遠くなってしまったけれど、

花火の音が聞こえたら、

家族3人で見た花火大会の景色を思い出してから、

来世での私が、あなたと一緒に見たい景色を思い描いてみるのが、

今世の私の楽しみ方です。

 

あの子が大きくなって、

私たちとは花火大会へ出掛けることがなくなってしまったのなら、

今度は2人で花火大会へと出掛けてさ。

 

子供みたいにお祭りを楽しみながら、

珍しい屋台なんかを探して歩いたりして。

 

その時の私たちは、花火よりも、屋台の方に夢中になっていたりしてね。

でも、それも素敵。

花火の音を聞きながら食べるのって、なんだかとても楽しくて美味しいもの。

 

浴衣を着て、手を繋いで、

2人分の下駄の音を聞くことも、とても楽しみだし、

浴衣を着たあなたの姿を見ることも、とても楽しみ。

 

花火の音が聞こえたら、

家族3人で見た花火大会の景色を思い出してから、

来世での私が、あなたと一緒に見たい景色を思い描く私だけれど、

来年の夏も、再来年の夏も、その次の夏も、そのまた次の夏も、

きっと私は、この夏に、あなたが見せてくれた花火の色も、

そして、あなたが届けてくれたその想いも、大切に思い出すのでしょう。

 

今世の私に、花火大会の新しい思い出をくれたあなた。

心から、ありがとう。

 

 

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