拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

冬の風鈴

あなたへ

 

たくさん眠った筈なのに、なんだか頭がスッキリしないなと、

何処かに残った眠気を感じていたのは、今日の私です。

 

やりたいことや、やるべきことを目の前に置いたまま、

冴えない頭が私の歩みの邪魔をして。

それなら、ほんの少しだけ、散歩に出掛けてみようかと思い立ち、

冷たい風を感じながら、歩き出した私の耳に届いたのは、風鈴の音でした。

 

風鈴の音と言えば、夏を連続させるものではありますが、

こうして、寒い季節にその音へと耳を澄ましてみれば、

冬の澄んだ青空と、冷たい空気にも、実は似合う音でもあるのかも知れないと、

私はこんな新たな発見をしました。

 

風鈴を揺らす冷たい風は、これまでにはなかった視点をひとつ、

私に見つけさせると、

何処かスッキリしなかった筈の私を、すっかりといつもの私へと整えてくれました。

 

寒い季節は、眠りが浅く、たくさん眠ったつもりでも、

抜けきれないままの眠気を背負ったままで歩む季節でもありますが、

こうして一度、外へと出てみれば、

冷たい風が、しっかりと目を覚まさせてくれるところが、

この季節の良いところです。

 

散歩へ出てから、然程、時間が経っていないにも関わらず、

すっかりと整った自分を感じたところで、角を曲がって、

自宅方向へと向かうことにしましたが、

またしても、私の耳に届いたのは、風鈴の音でした。

 

うん。やっぱり、なんだか良い。

 

先程、見つけたばかりの視点から、冬の風鈴の音を感じてみれば、

今日の私は、

これまでの私が知らなかった新たな世界を発見することが出来たのだと、

確信を深めると共に、

やはり私には、

新たな嘘みたいなことが重なる時期がやって来たのかも知れないなと、

こんなふうにも感じました。

 

先日のキャンディとの出会いは、

やはり嘘みたいなことが重なる時期の合図でもあったのでしょう。

 

この冬の私は、どんな偶然を見つけることが出来るのでしょうか。

今年は、これまでの私が知らなかった素敵な冬を過ごせると良いな。

 

 

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