あなたへ
思えば、あの子も、一緒だな。
昨夜の私が、あの子が贔屓にし続けている美容師さんについてをふと考えたのは、
美容室繋がりからだったのかも知れません。
昨夜の私は、あなたへの手紙を送った後で、
自分の美容室歴を振り返っていました。
彼が営む美容室は、随分と長く、
そう。私が子供の頃からお世話になっていますが、
思えば私には、様々な美容室を転々としていた頃もありました。
噂を聞いては、行ってみる。
様々な美容室へ足を運びながら、私にとって、彼が持つ感性が一番であると、
こんな結論へと至った日があって、
そこからの私は、彼が営む美容室一択となって行ったのでした。
あなたが利用していたヘアサロンへとあの子が通うようになって行ったのは、
いつの頃からだっただろう。
あなたが絶賛していた美容師さんのことが、
あの子も大のお気に入りだと、いつかの私は、こんな手紙を綴りましたが、
あれからも、あの子の中で、あの美容師さんが一番であり続けています。
此処から巣立ったあの子は、此処から遠い場所で、
様々な美容室を利用しながら、やがて、行きつけの美容室を見つけたようですが、
こちらへ帰省すれば、必ずあの子が足を運ぶのは、
あなたのお気に入りだった美容師さんの元なのです。
あの美容師さん
俺の家の近くに、引っ越しして来てくれないかな
此処から巣立ってからのあの子のこんな言葉には、
笑ってしまいましたが、
あの子の中での一番の美容師さんは、不動のもであり続けているようです。
様々な美容室を利用しながら、
やはり、あの美容師さんが、自分にとっての一番であると、
こんな視点へと辿り着く。
あの子と私の美容室歴はとても似ていて、昨夜の私は、
なんだかとても、不思議なものを見つけてしまったような気がしました。
人と人というのは、
きっといつでも不思議なご縁で結ばれていて。
いつかあの子にも、あの美容師さんから、
何か大切な視点を見つけさせて貰う日が、やって来るのかも知れませんね。
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