拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

故人となった人が最後にしてくれること

あなたへ

 

いつかのおばあちゃんが聞かせてくれた話を、思い出していました。

そう。あの、おじいちゃんが亡くなってから掛かって来た1本の電話の話です。

 

そちら側へ着いたおじいちゃんが、

おばあちゃんの元へ電話を掛けている様子を思い浮かべていたらね、

ふと、思ってしまいました。

 

もしも、あの日、あなたの棺の中にも、

テレフォンカードを入れていたのなら、

あなたもそちら側から電話をくれたのかしらって。

 

1人1台の携帯電話が当たり前となっている私の中からは、

テレフォンカードを使って電話を掛けるという概念は、

すっかりと取り払われてしまっていたけれど、

もしかしたら、そちら側にも、公衆電話のようなものがあるのかも知れませんね。

 

あの夏からのあなたは、

たくさんの不思議な出来事を見せ続けてくれているにも関わらず、

私も、あなたからの電話が欲しかったな、などと、

こんな気持ちを見つければ、

なんだか私は欲張りだなと、笑ってしまったけれど、

最愛の人を見送るということは、どんなに不思議な出来事を集め続けても、

足りる、ということにはならないのかも知れませんね。

 

今日の私は、思っていたよりも、欲張りな自分の気持ちを見つけて、

なんだか笑ってしまったけれど、こうして改めて、

おばあちゃんが聞かせてくれたエピソードを思い返してみれば、

ひとつ、新たな発見をしてしまいました。

 

人は、故人、と呼ばれる人となった時、

最初にしたお願いを、最後に叶えてくれるのかも知れないなって。

 

天国に着いたら電話をしてね

 

棺の中で眠るおじいちゃんに、こんなお願いをしたおばあちゃんと、

まだこっちに来てはいけないよと夢の中で伝えに来たあなたに、

それなら、時々には、夢の中で、

家族3人で一緒にいたいとこんなお願いをした私。

 

どちらも、故人となった大切な人へ向けた一番最初のお願いでした。

 

そっか。そういうことなのかも知れないな。

 

あなたが聞き続けてくれる私の最後の我儘と、

いつかのおばあちゃんが話して聞かせてくれた不思議な話が不意に繋がって、

ひとりで納得してしまったけれど、

もしも今、あなたにこんな話をしたのなら、

あなたは、どんな答えを聞かせてくれるのでしょうか。

 

 

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