拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

空色の龍

あなたへ

 

よく晴れた空を見上げながら、私がふと思い出していたのは、

先日の、眠りに就く間際の私が見たあなたの姿についてでした。

 

あなたが直ぐ側にいるような気がしたあの夜、

私の中へとふと浮かんだのは、空色の龍でした。

 

あなたは青色と呼ぶよりも、

やはり空に近い色をした龍なのかも知れないと、

あの日の夜は、ぼんやりと、

そんなことを考えながら眠りに就いたのでした。

 

あなたを見送ってからの私は、龍となったあなたの姿を、様々に馳せてみるけれど、

それらは実は、強ち間違えなんかじゃなくてさ。

 

あの日の夜の私は、眠りに就くほんの少し前に、

実は、側にいてくれたあなたの姿を見ていたのかも知れません。

 

青く、よく晴れた空を見上げながら、

可笑しな動きの空はないかしらと探してみても、

結局、私がよく知るいつもと同じ空が広がっているだけだったけれど、

でも、それでも良いの。

 

本当の答えは、何ひとつ分からないけれど、

分からない世界についてを考え続けることは、

きっと、私が見ている世界を、大きく広げ続けてくれることでもあると思うから。

 

ねぇ、あなたは、何処にいるの?

 

相変わらずに時々には、こんな言葉を小さく呟いてしまう日もあるし、

不意に、この世界の何処かに、

あなたを探してみたくなってしまう日もあるけれど、

知らなかった痛みを感じ切った先には、

いつでも新たな視点が私を待っていてくれるように、

本当の答えを誰も知らないことも、

様々に思いを巡らせながら考え続けて行けたのなら、

それはきっと、自分の成長にも繋がって行くのだと思うから。

 

 

www.emiblog8.com

 

 

1ページ目はこちらより↓↓

拝啓、空の彼方のあなたへ - 拝啓、空の彼方のあなたへ