あなたへ
前回の電話から、然程、期間が空いていないにも関わらず、
あの子が電話をくれたのは、先日のことでした。
あの子からの着信に、何かあったのかなと感じたのは、
あの、沈んだ声が聞こえた日もまた、前回の電話から、
然程、間が空いていないにも関わらず、電話が掛かって来たからでした。
どこか焦るような気持ちで電話に出れば、
第一声に聞こえて来たのは、いつも通りのあの子の元気な声でしたが、
最近の調子を訪ねてみれば、誰かと話をしたくなって、電話をしたのだと、
こんな話を聞かせてくれたあの日のあの子は、
どうやら、気持ちが落ち込んでいる様子でした。
年度末を迎えて、あの子が抱えた大きな仕事も、
いよいよ大詰めを迎えれば、新たな課題があの子の前へと現れて。
絶対に乗り越えなければならない壁の前で、
あの子は、大きなプレッシャーを抱えていました。
あの子の声に耳を傾けながら、あの日の私は、
より一層のお守りを、あの子の中へと詰め込んだのでした。
たくさん話をして、冗談を言い合って。
電話を切る頃のあの子の声は、
すっかり元気を取り戻してることを確認したあの日の私は、
安堵の気持ちと共に、電話を切ることが出来ました。
あれからのあの子はどうしているかしらと、
近頃の私は、あの子の最近が気になってもしまうけれど、
いつでも力強く歩みを進めて行くことの出来るあの子のことだから、
きっと、大丈夫。
次に電話をくれる日まで、私は、
あの子の持つ力を信じて、此処から応援していようと思っています。
今頃のあの子は、きっと、たくさんの試行錯誤を重ねながら、
全力で、目の前に立ちはだかる大きな壁を、
乗り越えようとしているところです。
大きな壁を乗り越えた先に、あの子は、何を見つけ、
どんな気持ちを感じることが出来るのでしょうか。
此処から先へと歩んだ先で、聞こえて来るあの子の声からは、
きっと、更なる大きな成長と、自信を感じることが出来るのでしょう。
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