あなたへ
あの子から、突然にメッセージが届いたのは、昨夜のことでした。
どうやら、あれからのあの子は、目の前に立ちはだかった壁を、
立派に乗り越えることが出来たのでしょう。
昨夜のあの子から届いたメッセージは、とても短いものではありましたが、
その文字からは、
大きな自信をひとつ手にしたあの子が打ったものであると、私には感じられました。
本当によく頑張ったね。
あの子から送られて来た文字を見つめながら、思わず小さく呟きながら、
あの子と電話をしたあの日のことを振り返っていました。
大丈夫。絶対に上手く行く。
もしかしたら、今のあの子が思っているようなやり方では、
その大きな壁を乗り越えることは出来ないのかも知れないけれど、
でも突破口は、必ずあの子の目の前へと現れて、
最終的には、ちゃんとその壁を乗り越ることが出来る筈だから。
あの日の私は、あの子の声に耳を傾けながら、こんなことを考えてもいました。
あの子が歩むその人生を、少し外側から見ている私には、
結局は全部が上手く行くように思えるけれど、
その渦中にいるあの子にとっては、そうは思えない。
人生って、実はそんなふうに出来ているものなのかも知れないなって。
あの日の私は、こんな新たな視点から、あの子の声に頷いてもいたのでした。
きっと、今のあの子の日常は、まだバタついてもいるのでしょう。
昨夜は途切れ途切れに、幾つかのメッセージのやり取りをしたに過ぎませんが、
時期にあの子の元気な声が聞こえる筈です。
あの子がどんなふうに壁を乗り越え、その先では、何を見つけたのか。
今から、あの子の声が聞ける日が楽しみで仕方がありません。
その時の私は、こっそりと、
あの日の私が見つけた人生についての視点への答え合わせをしながら、
きっとまたひとつ、あの子から何かを学ばせて貰うことが出来るのでしょう。
次回のあの子からの電話では、どんな声が聞こえて来るのでしょうか。
そして私は、あの子の声から何を学び、
どんな新たな視点を見つけることが出来るのでしょうか。
とても楽しみです。
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