あなたへ
この人生には、相変わらずに、課題が山積みです。
大きな課題を漸くクリアすれば、次の課題がやって来て。
人生というのは、きっといつでもそういうものでもあるのでしょうが、
漸くひとつ、大きな課題をクリア出来たばかりなのにと、
苛ついた気持ちで匙を投げたのは、先日の私です。
疲れた頭で物事を考えたって、きっと良い考えなど浮かばない。
分かっていても、早くどうにかしたくて、考えることを辞められない。
そんな時間の中にいたあの夜の私は、
もう!どうすれば良いのよ!って、思わず匙を投げて。
いえ。とても苛ついていたあの時の私は、薬匙どころか、
食事用のスプーンからフォークやナイフ、
お箸や爪楊枝に至るまでの全てを投げていたのかも知れません。
苛ついた気持ちで、盛大に弱音を吐いたのなら、
一旦は投げた匙を拾い上げて、更に考えて、
考え込んだ私は不意に、なんだか笑ってしまったのでした。
だって、大切なものをたくさん見つけながら、
私が目指す場所へ辿り着けたら良いと、
こんな視点を見つけたばかりの私であった筈なのに、
ひとつ、自分にとっての大きな課題をクリア出来たのなら、
やはり、急ぎ足で歩みたくなってしまうだなんてさ。
疲れている時というのは、感情的になりやすい時でもあって、
視野も狭くなってしまうものでもあるのかも知れないと、
自分自身を、別な角度から見つめたのなら、
漸く、今夜は一旦寝ようと、決めることが出来たのでした。
さて。あれからの私は、相変わらずに、
目の前に置かれた課題へと全力で取り組んでいます。
私は漸くひとつ、大きな課題をクリアすることが出来たばかりなのにと、
やはり時には、大きなため息が漏れ出てもしまうけれど、でも、
今の私が向き合う課題は、
今の私にだからこそやって来た課題でもあるのかも知れません。
考えて、考えて。
もう!分からないよ!って、こんな弱音を吐き出しながらも、
なんとか向き合い続けることが出来ている私ではありますが、
例えば、3年前、5年前の私であったのなら、投げた匙を拾うことなどせずに、
きっと諦めてしまっていたのでしょう。
こんなふうに考えてみれば、今の私の目の前へとやって来た課題は、
丁度良いタイミングでやって来た課題であると言うことも出来るのかも知れません。
いつかは答えを見つけたい課題。
今すぐに、やらなければならない課題。
そして、この課題をクリア出来なければ、先には進むことの出来ない課題。
課題、という視点から、今の自分自身を見つめてみれば、
私は、常にたくさんの課題に塗れてもいますが、
大きな課題に向き合い続けることも、
なんだか楽しいものだなとも感じることが出来ている今の私は、
たくさん眠って、元気に歩めている証拠でもあり、
そして、年齢を重ねれば重ねる程に、
過去の私が確かに、クリアすることが出来た課題もまた、
少しずつ増えて来ているからなのかも知れません。
きっと、諦めることをしない限り、
常に何かしらの課題がついて回るのが人生でもあるのでしょうが、
いつでも、向き合い続けることの出来る自分でありたいなと、
今日の私は、ふと、歩みを止めて、こんなことを考えていました。
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