拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

楽しみにしていた時間の中で

あなたへ

 

昨日の私は、朝から大忙しでした。

何故なら、昨日は、

あの子のゴールデンウィークの帰省の始まりの日だったからです。

 

早朝から1件の用事を済ませ、その後、

部屋の掃除、買い物、食事の準備をして、

一息を吐く間もないままに、あの子のお迎えの時間になって。

 

昨日は、ここ最近の中でも、最も忙しない日でしたが、

間も無く、あの子の笑顔を見ることが出来るのだと考えながら過ごした昨日は、

バタバタとしながらも、自然と笑みが溢れて。

とても幸せな忙しない時間を過ごすことが出来ました。

 

あの子の元気なただいまの声は、

あなたのところまで届いたでしょうか。

 

あの子と私。

2人が揃えば、止めどなくお喋りが続くのが、私たちらしい時間。

 

昨日は、あの子と2人で大爆笑をしながら、深夜を迎えました。

 

つい先程、あの子が帰って来たばかりであるようにも感じているのに、

また新しい夜がやって来たのだと、先程の私は、時計を見つめながら、

やはり、あの子と過ごす時間は、なんだか時間の経ち方がおかしいのではないかと、

首を傾げてもしまいましたが、

私は今、此処に流れる時間を大切に、過ごしています。

 

友人たちとの食事の予定や、オンラインでの打ち合わせの予定。

旅行の予定や、このお休み中に終わらせなければならない仕事の予定。

 

このゴールデンウィークのあの子にもまた、たくさんの予定が詰まっています。

 

今回のあの子の帰省も、

あっという間に過ぎ去ってしまいそうな予感がしていますが、

此処に流れる時間の中で、私は、

出来るだけたくさんの大切な瞬間を集めて行けたら良いなと思っています。

 

また帰っちゃうんだね

 

あの子の部屋の前を通った時に、

不意に、こんな言葉を呟いたのは、数日前の夜のことでした。

 

まだ、あの子は帰って来ていないにも関わらず、

無意識に呟いた言葉と共に、

あの子が帰った後の、あの、

なんとも言えない胸の奥がギュッとする感覚までもが鮮明に蘇って。

 

え?なんで今なの?って、なんだか笑ってしまいましたが、

あの夜の私は、あの子の帰省が終わる度に感じる、

あの胸の痛みと向き合う予行練習をしてしまったのかも知れません。

 

こうしてあの日の夜を思い返してみても、なんだか笑ってしまいますが、

これもまた、私の進化の一部でもあるのかも知れませんね。

 

私は今、ずっと楽しみにしていた時間の中を過ごしています。

 

24歳になったあの子も、とても良い顔で笑っていますよ。

 

我が家に響くあの子の屈託のない笑い声は、

あなたのところにも、届いているでしょうか。

 

 

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