拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

月命日

あなたへ


月命日というものがあることを知ったのは、
あなたを見送り、
どのくらいが経った頃だったでしょうか。


あなたを見送るまで、
その流れやマナーを、ほぼ何も知らなかった私。


インターネットで調べることも出来ましたが、
そこに書かれている、
故人という言葉を受け入れることが出来なかったあの頃の私は、
それらに関することを調べることが出来ずにいました。


何も分からない私は、
あなたのお母さんに頼ってばかり。


何も分からなくて、ごめんなさい


その都度、添えた私の言葉に、
あなたのお母さんは、言いました。


こんなこと、慣れなくていいんだよ と。


お寺の方へ、お布施を手渡しで渡してはいけないことや、
三回忌を2年目に行なうこと。


あなたを見送り、少しずつ、色々なことを覚えながら、
月命日というものがあることを知ったのは、
随分と後になってからのことでした。


今日は、あなたの月命日。


あなたの場所をいつもより、丁寧に掃除しながら、
あなたのことを考えていました。


もう二度と、その姿を見ることは出来ないけれど、
あなたは、時々、誰よりも側に寄り添ってくれる。


もう二度と、その手に触れることは出来ないけれど、
あなたは時々、誰よりも温かい。


あなたは、とても遠くて、
時々、誰よりも側にいてくれる人。


毎月のこの日は、
いつもより、ちょっと豪華なお供え物を。


ちゃんと、あなたに届いていますか?


あなたへ愛を込めて。
いつもありがとう。