拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

手紙

強い力で守られている人

あなたへ 今頃、彼女はどうしているかしら。 相変わらずに、元気にしているのかな。 不意に私の中へと蘇ったのは、私のこの人生の中に、 素敵な色を染めてくれた彼女のことでした。 これまでのこの人生の中では、たくさんの人との出会いがありましたが、 彼…

特別な力が宿る言葉

あなたへ 窓から空を見上げながら、厚い曇り空を確認したにも関わらず、 傘も持たずに家を出て。 そう言えば今日は、雨が降るらしいけれど、 傘を忘れてしまったなと思いながらも、車へと乗り込んだのは、先日のことでした。 まぁいいか。 そんな気持ちのま…

たまご型のおもちゃ -2026-

あなたへ ひとりで生きて行けるよ だって、お母さんは、これまでずっと、ひとりで全部、やって来たでしょう? 俺はただ一緒にいただけで、何もしていないじゃん これは、巣立ちを間近に控えていた頃のあの子の言葉でした。 あの子が巣立ちを迎えるということ…

空色の龍

あなたへ よく晴れた空を見上げながら、私がふと思い出していたのは、 先日の、眠りに就く間際の私が見たあなたの姿についてでした。 あなたが直ぐ側にいるような気がしたあの夜、 私の中へとふと浮かんだのは、空色の龍でした。 あなたは青色と呼ぶよりも、…

位牌に声を掛けたら起こったこと

あなたへ そちら側へあなたを見送ってからの私は、 あなたに関する様々な夢を見て来ましたが、 位牌が登場するのは、思えば今回が初めてのことだったなと、 見たばかりの夢を反芻してみたのは、昨夜のことでした。 いつでもあなたの顔を見て、声を掛けていた…

そちら側の父から頼まれたこと

あなたへ 不思議な夢を見ました。 それは、あなたの位牌から、 そちら側のあなたの声が聞こえるというものでした。 位牌って、そちら側と繋がっているの?と、 夢の中の私は、少しだけ驚きながらも、耳を傾けてみれば、 聞こえて来たのは、 きびだんごを買っ…

来世には持って行けないもの

あなたへ 今日の私も、しっかりと筋トレを頑張りました。 相変わらずに時々には、サボってしまおうかと、魔がさす日もあるけれど、 やはりちゃんとトレーニングをした後は、気持ちが良い。 こんな気持ちは、これまでに、幾つくらい見つけただろう。 いつかの…

一文に込めたふたつの意味

あなたへ そちら側で、仲間は見つけましたか。 これは、初めて、こうしてあなたへの手紙を綴った日に添えた一文です。 あの日の私は、この一文に、ふたつの意味を込めていました。 ひとつは、そちら側で、 新たな仲間を見つけることは出来ましたか、という意…

いいえ、これは違います!気のせいです

あなたへ こちらでは、日に日に、暖かさを感じられるようになり、 見える季節の色も増えて、 お散歩に出掛けることは勿論のこと、ベランダでの光合成の時間も、 とても楽しい季節となってまいりました。 確かに昨年の今頃も、同じような文字を、 あなたへの…

私だけが聞くことの出来なかった歌声

あなたへ 父とあなたに逢うことが出来たあの夢の中を、 何度も反芻していたからなのでしょうか。 私の中へと不意に蘇ったのは、父に関するエピソードでした。 そう。これは、私たちの結婚式の夜のエピソードです。 私たちが結婚式を挙げたあの日の夜、 父は…

鳥の羽とあなたの感触

あなたへ 先日見たあの夢を反芻してみるのは、これで何度目になるだろう。 何度、考えてみても、あの夜の私は、 そちら側の世界にいたのではないかと、そんな気がしてしまうのは、 この世界を去った父と、あなたに逢うことが出来たからなのかも知れません。 …

癖になりそうな予感

あなたへ 私には、密かに憧れていたことがありました。 そう。それは、外で本を読む、ということです。 図書館へ出掛ければ、何かしらの本を読んでみるけれど、 私にとっての読書時間とは、主に寝る前の時間と位置付けられています。 そんな私が、実は随分と…

何度でも読み返したい本

あなたへ 何度も読み返したいと思える本との出会いがあったのは、 あの、早い流れの中を歩んでいる頃のことでした。 あの頃の私は、KTSプログラムと称した時間の中で、 僅かな時間を確保しては、そこに書かれた文字を辿りました。 漸く、あの本を読み終える…

サル、ゴリラ、チンパンジー

あなたへ ねぇ、あなたは、 サル、ゴリラ、チンパンジーって歌、知ってる? 何故だか先日の私の中へと不意に蘇ったのは、 小学生の頃に歌っていた、あの歌でした。 頭の中へと突然に、サル、ゴリラ、チンパンジーと、 懐かしのメロディが流れて来たあの日の…

橋のたもとに座っていたおばあさんの話

あなたへ この世界とそちら側の間の世界が存在するのかも知れないと、 先日の私は、新たにこんな視点を見つけました。 新たな視点から、改めて、あの夏の出来事や、 あなたを見送ってからの私に見えるようになったものについてを、 振り返っていた私の中へと…

24歳

あなたへ 俺、本当に2人には感謝しているよ 俺のことを、こんなふうに育ててくれてありがとう こんなあの子の声が出て聞こえて来たのは、 23歳になってから、初めてあの子と電話をした日のことでした。 いつでも前向きな気持ちで歩むことが出来るのも、 何事…

私にとっての意味のある時間

あなたへ 春が近付いて来ると、思い出したかのように、 インターネットで、様々な手帳を検索しては眺めるようになったのは、 いつからだっただろう。 私の中での手帳というのは、新しい年明けと共に変えるものですが、 新年度を区切りに、手帳を新しくする方…

この世界とそちら側の世界の間の世界

あなたへ お兄ちゃんの影が見えたのよ あれは、絶対にお兄ちゃんだったよ 不意に私の中へと蘇ったのは、こんなあなたの妹の声でした。 あれは、あなたを見送ったばかりだった頃のことでした。 あなたの告別式を終えて、直ぐにやって来たお盆。 気分転換にも…

季節を集める日

あなたへ こちらでは、昨日より、三連休に入りました。 私は密かに、この三連休を楽しみにしていました。 なぜなら、この三連休は、とても暖かくなるのだと、 こんな予報が聞こえていたからでした。 期待した空を見つけることが出来なかった昨日は、 朝から…

少し先の未来予測

あなたへ 私ったら、とっても最先端な発想が出来る人間だったのねと、 密かに調子に乗ったままであるのは、先日からの私です。 三つ折りの携帯電話が存在していることを見つけたことで、 ちょっとだけ、自分の発想に自信がついてしまったあれからの私は、 携…

私が身に付けた新しい技

あなたへ お布団に入って目を閉じたのなら、いつでも瞬時に就きたいと、 真剣にこんなことを考えるようになったのは、いつからだっただろう。 多忙な日々、そして、筋トレを始めた頃。 これまでの歩みの中では、夜は瞬時に眠りに堕ちて、 非常に質の高いと思…

そちら側の制度についてとあなたへのお願いごと

あなたへ 私が不思議な話に惹かれるようになったのは、思えばいつからだっただろう。 いつの頃からか、不思議な話に心惹かれるようになった私は、 その類の動画を見つければ、つい視聴してしまいますが、 様々な動画を視聴しながら、自然と私の中へと集まる…

人間の身体が持つ力

あなたへ ねぇねぇ、あなたは知ってる? 人ってね、 両腕を上にあげている時には、ネガティブな気持ちになれないんだって もしも今日、あなたと話をすることが出来たのなら、 私のこんな声に、あなたはどんな顔を見せてくれたのでしょうか。 人は、両腕を上…

暗闇の中であなたの名前を呼んだ日

あなたへ 通り慣れた道を運転をしながら、あの日は、大変だったなと、 今日の私が振り返っていたのは、先日のことでした。 あの日は、普段の私にはあまり縁のない土地へと出掛けた日でした。 事前に、携帯電話のアプリで地図も確認しておきました。 とても簡…

月命日に起こること

あなたへ あなたの月命日には、何故だか不思議なことが起こるのだと、 こんなふうに気が付いたのは、いつの頃のことだっただろう。 あの、大きなハート型が描かれた空を見つけた日もそうでした。 偶然にしては出来過ぎている不思議な出来事。 側にいるよと、…

念願の時間

あなたへ 今日のこちらでは、とても暖かな日となりました。 風も穏やかで、日の光は優しくて。 一度ベランダに出れば、 ずっとそこへ留まっていたくなってしまうような、そんな気持ちの良い日でした。 今日の私は、ことあるごとにベランダへと出ては、 光合…

口に出してはいけない話

あなたへ 肩が痛い! これは、先日の私が観ていた動画から聞こえて来た声でした。 あの日の私が観ていたのは、不思議な話に関する動画でした。 不思議な話に惹かれてしまう私は、偶然その類の動画が目に留まれば、 ついつい観てしまいますが、 不思議な話か…

私だけの生き方

あなたへ 人の感情って、なんだか振り子時計みたい。 ポジティブな気持ちで歩んでいたかと思えば、 不意にネガティブな感情に支配されたりしてさ。 結局は、また立ち上がって歩むくせに、必ず立ち止まる瞬間ってあるのよね。 揺れ動く自分の感情を外側から見…

最近の私の欲しいもの

あなたへ ここの筋力がもっと欲しいな。 これは、ここ最近の私が見つけた自分の気持ちです。 あの子に勧められて、筋トレを始めてから、 もうどれくらいが経ったでしょうか。 幸せな気持ちになれる例のアレを出すためだけに始めた筋トレだった筈なのに、 や…

スパルタ教育の神様

あなたへ 腹立たしい 実に腹立たしい! よく考えてみると、私を置いてこの世界からいなくなってしまうだなんて、 あなたって、随分とスパルタだわよね。 自分の目の前に続く道を見つめながら、 こう呟いてみたのは、いつの頃のことだっただろう。 懸命に生き…