手紙
あなたへ またね 駅へと送ったあの子とハイタッチをして、 それぞれが日常生活へと戻ってから、1週間が経ちました。 今日の私が思い出していたのは、年末のあの子の言葉でした。 俺にとっての2024年はね 努力は実るって感じた1年間だったよ これは、1年間を…
あなたへ ここ最近の私が楽しんでいるのは、夜空の写真撮影です。 暗くなった空を見上げて、星を見つければ、 携帯電話のカメラ機能を立ち上げて。 撮ったばかりの写真を眺めては、 初めて、この携帯電話で夜空を撮った日に感じた気持ちを反芻するのです。 …
あなたへ 朝の空気が一段と冷たく感じるのは、 年末年始を暖かく過ごせていたからなのでしょうか。 心が折れそうになった月曜日。 なんとか自分を奮い立たせた火曜日。 小さくため息を吐いてしまった水曜日。 そして、 寒いよー!って小さく声を上げながら、…
あなたへ 今日からまた、私の日常生活が始まりました。 あなた ただいま 帰宅して、あなたへと手を合わせながら、 何気なく、つい先日お供えしたばかりのグミを見つめてみれば、 笑いが込み上げて来てしまったのは、 この帰省中のあの子の声が、不意に蘇った…
あなたへ この帰省中に、 我が家の中に聞こえたあの子の楽しそうな幾つもの笑い声は、 あなたのところまで届いたでしょうか。 楽しい時間というのは、本当にいつでも、 足早に過ぎ去ってしまうものです。 先ほど、あの子を駅まで送り届けてきました。 夏から…
あなたへ 今日の私がふと思い出していたのは、 人生、山ばかり。 谷なんてどこにあったのだろうって、 歩んだ道を振り返りながら、あなたへのこんな手紙を書いた頃の私でした。 登っても登っても、山ばかり。 きっと年齢を重ねれば重ねる程に、 登らなれけれ…
あなたへ あと数日が経ったら、あの子は帰っちゃうんだな 朝、目が覚めて、こんな気持ちを見つけたのは、 新しい年が明けたばかりの朝のことでした。 今、此処に流れるのは、あの子との非日常となった時間。 かつては私たちにとっての日常だったこの時間は、…
あなたへ 今日の私が思い出していたのは、 あの頃の私が使っていた香水の香りでした。 紫色の香水、そして、水色の香水。 家族3人で、この世界を歩んでいた頃の私が持っていたのは、 2種の香水でしたが、あの頃の私が特に気に入って使っていたのは、 甘い香…
あなたへ 2025年が始まりました。 今年も、今日の空をあなたへの年賀状にしました。 今年の始まりの空も、とても綺麗でしょう? どの空を切り取ってあなたへの年賀状にしようかなって、 新しい年の始まりに空を見上げる時間は、 私にとっての大切な時間。 い…
あなたへ なんだか、この2024年は、私にとって、 凄い1年間だったな。 今日の私はこんな気持ちで、この1年間を振り返りました。 この1年間の私には、実に様々な出来事がありました。 それらひとつひとつを思い返してみれば、多くの言葉が出ないままに、 ただ…
あなたへ 昨日のあの子の元気なただいまの声と、 あの子からのお土産のお菓子は、 あなたのところまで届いたでしょうか。 はいどーも!元気だった? これは迎えの車に乗り込んで来た時のあの子の第一声でした。 数ヶ月振りに再会したあの子は、 相変わらずに…
あなたへ あと何日かしら。 指折り数えながら、私が楽しみにしていたのは、今日の日です。 今日は、あの子が帰って来る日です。 1件だけ仕事が入っているけれど、それが終わったら帰るよって、 こんな声が聞こえてきたのは、 先日の、クリスマスプレゼントが…
あなたへ あなたが起こす不思議な出来事は、 決して言葉などでは表現することの出来ない高貴な世界。 それを無理矢理に言葉で表現してみようとすれば、 その高貴さは途端に失われて、 ただの安っぽいものへと変わってしまうの。 だから私は、あなたが見せて…
あなたへ KTSプログラムに向き合いながら、 あれ?と思ったのは、先日の私でした。 あの日の私が思い出していたのは、 もっと早く歩んでみたいと、 自分の中にこんな気持ちを見つけた日のことでした。 どうして人って体がひとつしかないのだろう。 もしも、…
あなたへ メリークリスマス 1年の中で唯一、とても小さな声をあなたに掛けるのは、 クリスマスイブの夜。 そっと静かに、あなたと目を合わせないようにしながら、 あなたの場所へとプレゼントを置いて。 あなたの枕元へ届きますようにと願いを込めたクリス…
あなたへ キラキラ!あしょこ! 帰宅途中の信号の待ち時間。 何気なく夜の景色を見回した私の中へと不意に蘇ったのは、 幼かった頃のあの子の声でした。 キラキラ!あしょこ!って。 この声は、初めて家族3人で、 クリスマスのイルミネーションを観に出掛け…
あなたへ 中学生だったあの子がくれたクマのぬいぐるみを見つめながら、 思い出していたのは、 あの頃のあの子が見せてくれた親孝行でした。 ずっと、胸の中へと仕舞っていたあの日のことを、 今日は、あなたにも話してみたいと思います。 あの日の私たちが…
あなたへ 今年のクリスマスパーティも、とても楽しかったですね。 きっと今年も参加してくれたあなた。 ありがとう。 早い流れの中を歩む私は、日々、忙しなく、 思えば、こんなにゆっくりと食事の時間を楽しむのも、 久し振りのことでした。 今年の食卓は、…
あなたへ 出来た!出来たよ! こんな私の歓喜の声は、 あなたのところまで届いたでしょうか。 楽しみにしていた新しいiPhoneが届きましたよ。 ちょっと心配だった設定もスムーズに進み、 特に問題もなく、使える状態にすることが出来ました。 新しい携帯電話…
あなたへ 今日からまた新しい1週間が始まりましたが、 今週の私は、週初めから既に疲れ切っています。 こんなに疲れ切った月曜日を過ごすことは、 思えば初めてであるようにも感じますが、 実はこの週末の私は、とてつもなく大変な時間を過ごしていたのです…
あなたへ もう疲れた 本当に疲れた もう駄目 帰宅早々に、弱音を全開で撒き散らしながら、 さっさと身支度を整えて、お布団へと直行したのは、昨夜の私です。 昨夜の私は、本当に疲れ切っていました。 今の私が実行するKTSプログラムでは、 睡眠時間を絶対に…
あなたへ 突然に、ネガティブな感情に支配されたのは、先日のことでした。 私は本当に、大丈夫なのかな。 この先を見つめた私の中へと、 突然にこんな気持ちが芽生えたあの日の私は、 なんとも言えない不安な感情と向き合うことになってしまったのです。 私…
あなたへ 携帯電話に入ったアプリを開くと、 不意に私の目に飛び込んで来たのは、見覚えのある景色でした。 あの日の私の瞳に映ったあの景色は、今でもよく覚えています。 そこは、家族3人で出掛けたテーマパークでした。 画面の向こう側。 かつてそこで笑っ…
あなたへ グミの類をよく食べていたあなた。 色々な味が楽しめるクマの形のグミは、 そんなあなたのお気に入りのお菓子のうちのひとつでした。 あなたの場所へとお供えした、クマの形のグミを見つめながら、 今回、このグミをお供えするまでに至った、 ちょ…
あなたへ ぬいぐるみたちと一緒に眠ること。 それはきっと、癒しと幸せに囲まれて眠ることなのだと、 こんな発見をした私は、ぬいぐるみたちを仕舞うことを辞めて、 暫く、一緒に眠ってみることに決めました。 そんな私が、堪え切れずにひとりで笑ってしまっ…
あなたへ 枕元へと3体のぬいぐるみを並べてみれば、 なんだか良い夢が見られそうだなって、 そんな気がしたのは、昨夜の私です。 そんな私の予感は当たり、 昨夜の私は、とても素敵な夢を見ることが出来ました。 家族3人で過ごす夢を見ました。 それは、何気…
あなたへ ぬいぐるみが欲しい 何故だか突然に、 こんな感情を自分の中に見つけたのは、今朝のことでした。 ぬいぐるみが欲しいだなんて、 こんな気持ちを感じたのは、思えば初めてのことでした。 この気持ちは、一体、何なのだろう。 初めて湧き上がった感情…
あなたへ もしも此処にあなたがいてくれたのなら、 どんな景色が見えたのだろう。 あの夏からの私は、何度こんなふうに、 見ることの出来なかった景色を思い描いてきただろう。 今日の私は、此処から巣立ってからの、 あの子との幾つもの電話でのやり取りや…
あなたへ えぇ?本当? そんなこと言ってくれるの? ありがとう 相手の素敵なところを、そのまま伝えただけなのに、 こんなに喜んでくれるんだなって、 思わず私までもが嬉しくなってしまったのは、何気ない会話の流れからでした。 少しだけ恥ずかしそうで、…
あなたへ 今日の私の中へと不意に蘇ったのは、 一度だけ、父が話して聞かせてくれた、 私が生まれる日の出来事でした。 双子です 突然にこんな説明を受けたのは、 私が生まれる日のことだったと言います。 あの日の父は、先生から、 これまではひとりの赤ち…