あなたへ 大丈夫。 どんなにあの夏からの記憶を辿ろうとも、 私はもう、泣いたりはしない。 目を閉じて、大きく深呼吸をして、 胸の奥がギュッと掴まれる感触をちゃんと感じたら、 しっかりと目を開けて、 何度でも必ず此処に戻って見せるから。 これは、今…
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