拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

遠距離恋愛

あなたへ

 

あなたを見送ってからの私は、

時々、とても不安になります。

 

あなたは、私と一緒にいて、本当に幸せだったのかな とか、

あなたは、もう、私のことなど、忘れてしまったのかな とか。

 

あなたのその気持ちを、

確かめる術がなくなってしまった私は、

要らぬことを考えては、

時々、酷く不安な気持ちになるのです。

 

だって、あなたと過ごした時間は、

甘い時間ばかりじゃなかった。

 

傷付けるようなことを言ってしまったこともあったし、

傷付くようなことを言われたこともあったもの。

 

だから、時々、

本当は、もう私のことなんて、愛していなかったのかなって、

そんなことを考えてしまう日もあるのです。

 

あなたから、一生分の愛を貰ったから、私は大丈夫

 

そんな手紙を書いたのは、丁度、3年前のことでした。

 

それなのに、時間が経つほどに、不安になってしまうのは、

触れ合うことが出来ない、この距離のせいなのでしょうか。

 

不必要に不安に襲われた時の私は、ただ、空を見上げては、

自信がないままに、楽しかった頃のことを考えてみます。

 

それでも、やっぱり、なんだか寂しくて、

この気持ちを、私ひとりで埋めることは、

決して出来ないのだと、気が付いてしまうのです。

 

こんな時、あなたは、決まって夢に現れては、

これまでの時間も距離も、意図も簡単に埋めてしまうの。

 

あなたの温もり、甘い言葉、優しい眼差し。

 

夢の中で、あなたが私に与えてくれるそれらは、

私の中に芽生えた不安を取り除き、

ただ、安心させるように、私を抱き締めてくれるのです。

 

夢から醒めた私は、変えることの出来ない現実に、

時々、泣きたい気持ちになるけれど、

夢の中での出来事を反芻してみれば、

不思議と、幸せな気持ちが溢れ出し、

あなたがくれた想いで、一杯になっていくの。

 

私を幸せな気持ちにさせる、そのやり方は、

何処にいても変わらないね。

 

ふと、思い出したあの頃の記憶には、

私が考えているよりもずっと、

私のことを想っていると伝えてくれていた、

あの頃のあなたが、蘇りました。

 

あんなにたくさんの愛を貰ったはずなのに、

すぐに不安になってしまって、ごめんね。

 

そう気持ちを伝えたのなら、

あなたは、やはり、

あの頃と同じ言葉をくれるのでしょうか。

 

今の私たちは、

なんだか、少しだけ、遠距離恋愛に、似ているね。

 

夢の中、あなたが、

そっと、私を抱き締めてくれるように、

私が綴る文字は、

あなたを抱き締めることが、出来ているでしょうか。

 

 

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