拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

咲き始めた桜を観に

あなたへ

 

今年は、桜の開花が早い見込みだそうですよ

 

こんな手紙を書いたのは、先月のことでしたね。

 

寒がりな私にとっては、この冬も十分過ぎるほどの寒さでしたが、

やはり、暖冬だったのでしょう。

今年のこちらでは、もう、桜が咲き始めましたよ。

手帳を見返してみれば、昨年よりも10日ほど早い開花でした。

 

運転中に、信号待ちをすれば、飽きずに眺めてしまうのは、

春色へと変わりゆく景色。

 

今日は、少しだけ風が冷たかったけれど、

満開を待ちきれずに、

ピンク色へと変わりつつある景色を観に、少しだけ寄り道をしました。

 

夕陽に染まるピンク色の雲も、

咲き始めた桜も、とても綺麗でしたよ。

 

あの頃、3人でよく出掛けた公園を歩きながら、

ふと、隣を歩くあなたを想像してしまいました。

 

こんなふうに冷たい風の日には、

きっとあなたは言ってくれたのでしょう。

 

手でも繋ぎますか って。

あの日と同じ笑顔で。

 

夕陽に染まる空と桜色の景色。

あなたと一緒に観たかった景色を、この胸へと焼き付けて。

 

冷たくなった指先を、そっと握り締めながら、

空を見上げ、

今日もまた、あなたを想いました。

 

 

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