あなたへ
6月が半分を過ぎました。
カレンダーを見つめながら、ふと、思い出したのは、
かつて、一緒に働いていた先輩の言葉。
もう、6月だって
今年も半分が終わっちゃうわね
これからすぐに、夏が来て、お盆が来て、
毎日暑いねって話していたかと思えば、すぐに、お正月が来るのよ
毎年の6月には、
先輩のこんな言葉を聞いて、笑っていました。
そっか。今年も半分が終わるんだね。
今年が終わる頃の私は、何を見ているのだろう。
あの子は、どんなあの子になっているのかな。
ねぇ、あなた
何処かで見ていてくれた?
あの子も、私も、頑張っているよ
冬の空を見上げながら、あなたにそんな報告をする、
今よりも、ほんの少し、自信に満ちた、私たちを想像してみます。
次の冬空を見上げる頃には、
今の私たちには、まだ見えない景色を見ていたい。
過去は変えられないけれど、未来は、自分で作るものだもの。
頑張らなきゃね。
今は丁度、梅雨の中休み。
青い空と、爽やかな風は、私に、明るい未来を想像させてくれました。