拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

宝物だけが詰まった1日

あなたへ

 

あの子も私も、とても疲れていたのかも知れません。

思いっきり寝坊をしてしまったのは、先日の私たちです。

 

時計を確認して、2人で驚きながらも、

寝坊しちゃったね

なんて、あの子と笑った後は、

2人でコーヒーを飲みながら、お喋りに花を咲かせました。

 

先日の話題は、将来の夢について。

どれだけ話をしても、あの子とのお喋りは尽きることがなくて、

とっくに日が暮れていることに気が付いたのは、

時計の針が、どの数字を差した頃だっただろう。

 

今日は何もしていないうちに、1日が終わってしまったねと、

あの日の終わりには、こんな話をしましたが、

その日を振り返れば、あの子と2人で、たくさん笑ったことだけが残りました。

 

寝坊をしてしまったにも関わらず、時間を取り戻そうともせずに、

コーヒーを飲みながら、ただお喋りに花を咲かせる。

 

たまには、こんな日があっても良いのかも知れません。

 

寝坊をしてしまったお陰で、いつもよりも短い1日でしたが、

今、こうして振り返ってみると、あの日は、

私にとっての、宝物だけが詰まった素敵な1日だったなって、

そんなふうに感じています。

 

あと何回、あの子とこんな時間を過ごすことが出来るのだろう。

 

あの子との楽しかった時間を振り返れば、

時々の私は、こんなことを考えてしまいますが、

あの子が自立するということは、

あの子が夢を叶えた時でもあるのだと、こんな視点を持つことが出来ました。

 

夢を叶えた先でのあの子はきっと、また新たな夢や目標を持って、

力強く前へと歩んで行くのでしょう。

 

そんなあの子を遠くから応援する未来には、

今の私が知らない幸せな気持ちが待っていてくれるのかも知れないと、

こんなふうに考えられるようになった私は、

ほんの少しだけ、成長することが出来たでしょうか。

 

 

www.emiblog8.com

 

私が集めた空を形にしました↓↓

https://suzuri.jp/emisora/9952320/towel-handkerchief/l/white

f:id:emiblog8:20220616230628p:image