雲に乗ることができたらいいのに
それは小さな頃の私の夢だった
友達と一緒に空を見上げて
どの雲に乗ってみたいか
空想したことが懐かしい
もしも 雲に乗ることができたら
彼のところまで 雲の階段を作って 逢いに行こう
彼が好きだった お菓子とジュースを バスケットいっぱいに持って
雲の階段を上る
久しぶり なんて 声を掛けたら
きっと彼は驚いて
そして
嬉しそうに笑ってくれるだろう
雲の階段を上って 逢いに来たんだよ
そんなふうに言ったら きっと彼なら
雲のエレベーターを用意してくれるに違いない
これならもっと早く来れるよ なんて笑って
そうして
今度来る時には
コーヒーを淹れて来て欲しいな って言うんだ
小さな頃のように
空を見上げる
空の彼方 きっと 彼はそこにいる
青空が見えた朝は
なんだかちょっと 楽しい気持ちになる
さあ今日も1日頑張ろう