拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

6月の始まりの日の空

あなたへ

 

今朝、目覚めて最初に見た空に、

階段みたいな雲を見つけました。

 

雲の階段を上って、あなたに逢いに行けたらいいのにな

 

空を眺めながら、こんなことを考えていたのは、

あなたを見送ってから、どれくらいが経った頃だったでしょうか。

 

あなたが好きだったお菓子やジュースを、バスケットいっぱいに持って、

あなたに逢いに行きたいな

 

空を眺めて、

こんなことを考えていた日のことを思い出していました。

 

突然に、私たちが目の前に現れたら、

あなたは、どんな顔で笑ってくれるのだろう。

 

こちらでは、今日から、6月に入りました。

 

空に見つけた階段みたいな雲の形に、

あなたの笑顔を思い浮かべた6月始まりの空には、

鮮やかな青色が広がりました。

 

爽やかな風と、強くなってきた日差しに、夏の季節を感じましたが、

天気予報を見てみれば、明日から、少し天気が崩れるようです。

 

間も無く梅雨がやって来て、たくさんの雨音を聞いたら、

やがて、私たちが出会った季節の音が、聞こえてくるのでしょう。

 

私の大好きな季節の訪れを季節を楽しみに、

今日の私は、青い空を眺めました。

 

今日のあなたは、どんなことを考えて、過ごしていましたか。

そちら側からは、どんな空が見えたでしょうか。

 

 

 

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