拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

あなたへの問題

あなたへ

 

この仕事、

きっとあなたに向いているんだろうな

 

これは先日の私が見つけた新しい視点です。

 

高校生の時に見つけた夢に向かって、

真っ直ぐに歩んだあなたの過去を知っている私は、

その他の職業に対して、

こんなふうに考えたことなど、今まで一度もなかったけれど、

ふと、あなたならきっと、

こんな職業も向いていたんだろうなって、

初めてこんな視点からのあなたを見つめました。

 

あなたは、強くて、とても優しい。

いつでも冷静な視点を持っていたあなただけれど、

たくさんの優しさを持ったあなたなら、

冷静になり過ぎず、思いやりを持って、

きっとその仕事をこなしていくんだろうな。

あなたが持つその能力は、

きっとあなたが思っている以上に発揮されて、

たくさんの人たちの道標になることが出来るんだろうなって。


私の言葉に、あなたはきっと、

それはどうかなって、首を傾げるのかも知れないけれど、

私が知らない私を、あなたの方がよく分かっていたように、

私の方が、あなたが知らないあなたを、

よく知っているとも言えるのかも知れませんよ。

 

私が知っているあなたは、

きっとあなたが思っているよりもずっと、

多彩な才能に恵まれた人なのです。

 

今世において、その夢を立派に叶えたあなたはきっと、

来世においても、今世とはまた違った新しい夢を見つけて、

そこへ向かって真っ直ぐに歩んで行くのでしょう。

 

とても気が早いような気もしましたが、

私が見つけた新しい視点は、

今世とはまた違う人生を生きる来世のあなたの姿を、

思い浮かべる材料へと変わっていきました。

 

こんなあなたも、きっと素敵なんだろうなって。

 

その時の私は、この記憶を持たないままに、

それでも、そこにいるあなたに惹かれるのよ。

あの時と同じように。


で?それってどんな職業なの?

 

こんなあなたの声が聞こえてきそうですが、

それは、私がそちら側へ渡ってからのお楽しみです。

 

だって、この職業を伝えた時のあなたの驚く顔を、

ちゃんとこの目で見てみたいもの。


きっと今世のあなたにはなかったこの視点を、

あなたへのお土産にしようかとも思いましたが、

折角なので、

これは、こちら側の私から、あなたへの問題としてみましょう。

あの夏のあなたが私たちに、

たくさんの謎を遺してくれたように。

 

ヒントは、恐らく、あなたが最も選ばないであろう職業です。

 

さて、私がそちら側へ渡るまでに、

あなたには、この問題が解けるでしょうか。

 

私が見つけたあなたに向いている職種とは、一体なんでしょうか。