拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

壮大なストーリーの中で

あなたへ

 

8月8日に、息を引き取ったあなた。

 

そこには、見えない力がきっと働いていたのだろうって、

私がそう考えたのは、

その日が、あなたのお父さんの誕生日だったからでした。

 

やがて月日が流れて、あなたと出会った日を思い出した私は、

その日についてを、また別な視点から見つめるようになりました。

 

きっと私たちは、約束した日に出会って、

16年間を共に過ごした後、

離れる運命を持っていたのだろうって。

 

このふたつの視点を並べてみれば、

一見して矛盾しているようにも感じるけれど、

実はどちらもが正解で、

きっとそこには、幾重にも重なり合った運命的なストーリーが、

隠されているのかも知れないと、今日の私は、こんなことを考えていました。

 

そう。例えば、あなたのお父さんが8月8日に生まれた意味は、

私の側から見れば、

あなたが息を引き取った日と深い意味を含むけれど、

別な誰かの視点から見れば、

きっとそこにはまた別な必然的な意味が含まれているの。

 

そして、

私たちが出会った日や、この世界で共に過ごした月日に対してもまた、

私にとっては、生まれる前の私たちの約束を感じるけれど、

別な誰かの視点から見てみれば、

そこにも何か別な必然的な意味が隠された出来事でもあったのかも知れません。

 

私が見つけた8月8日に関する2つの異なる視点を見つめてみれば、

この世界にあるどんな物差しで測ってみても測りきれないような、

もっと壮大で、綿密なストーリーが実は隠されているようにも感じるのです。

 

ひとりひとりの人生には、偶然を装った必然が実は複雑に絡み合っていて、

運命と運命は常に何処かで結び付き、

私たちは壮大なストーリーの中で、

生きているという見方をすることも出来るのかも知れないなって。

 

あの夏からの私は、様々に新しい視点を見つけて来ましたが、

きっとね、見つけたものは、全部、正解。

 

自分の成長と共に、見える視点は変わり続けて、

少しずつ、自分なりの正解へと近づいて行くものなのかも知れません。

 

きっと、此処から先へと歩んで行けば、

今の私には、まだ見えない何かを見つけることが出来るのでしょう。

 

その時はきっと、今の自分よりも成長出来た時。

答えのない答えを探し続けながら、

いつか、全てがひとつに結び付くような、

私の納得のいく答えへと辿り着けたらいいなと思っています。

 

 

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