拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

2022年終わりの日

あなたへ

 

2022年が終わりを迎えます。

 

今日の私は、この1年間をゆっくりと振り返りながら、

今年はなんだか、見える景色が次々に変わり行く、

ジェットコースターにでも乗っているような年だったなと、

こんなことを考えていました。

 

急上昇した時も、

急下降した時も、

そこでしか見ることの出来ない景色が広がっていて、

乗ってしまったからこそ、

知ることの出来た様々な景色との出会いがありました。

 

急上昇したかと思えば、急下降。

そうして、

突然に真っ暗闇のトンネルの中へと突入したかと思えば、

次の瞬間には、

想像もつかなかった最高の景色が広がっていたりしてね。

 

ひとつひとつの景色を存分に眺め尽くす前に、

目の前の景色は目紛しく変わり行き、

時には、

恐怖のあまりに目を閉じてしまったこともあったけれど、

こうして改めて振り返ってみれば、

私は頑丈な安全装置に守られながら、

実は安全に、

これらの景色を体験することが出来ていたのかも知れないと思いました。

 

だって、ジェットコースターから降りたばかりの私は、

ちょっとだけ足元がふらつきながらも、なんだか笑ってしまうの。

 

怖かったけれど、凄く楽しかったなって。

 

この1年を振り返ってみれば、

これまでに見たこともないような素敵な景色がたくさん詰まった1年であり、

気が付けば、私自身、

とても大きく成長出来た年でもあったようにも感じています。

 

さて、今年の私は、

この1年間の中で最も印象的だった言葉を決めてみたいと思い立ちました。

 

ほら、よくあるでしょう?

流行語大賞的な、アレです。

 

本当に色々なことがあった1年間でしたが、

そんな中でも最も印象に残った、

 

「デブパンツ」

 

こちらを、今年の大賞として選ぶことにしました。

 

あの日のことを、こうして思い返してみても、

なんだか笑ってしまいますが、

思えば、あの言葉が始まりとなって、

自分自身をもう一度見つめ直すきっかけへと繋がりました。

 

あれからの私が、時々にはサボりながらも、

ちゃんとストレッチを続けていることを、

きっとあなたは知っているんだね。

 

だって、

先日の夢の中のあなたは、褒めてくれたものね。

あれ?スタイルが良くなったねって。

 

あの日のあの子の言葉があったから、

やがて、そちら側のあなたから褒めてもらえる瞬間がやって来ました。

色々な意味で、あの日の言葉は、深い言葉となったのです。

 

たくさん笑ったり、たくさん泣いたり。

本当に色々なことがあった1年間でした。

 

この2022年の中に詰まったたくさんの思い出を、

大切に胸の中へと収めて、私はまた新しい年を迎えます。

 

今年も、きっとすぐ側で見守ってくれていたあなたへ、

今年もお世話になりました。

 

 

 

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