拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

予祝

あなたへ

 

何故だか朝から鼻血が出てしまったのは、先日の私です。

突然の出血に笑いながら、

ふと、思い出したのは、私が子供の頃のことでした。

 

遠足や旅行。

楽しみなことがある前日の夜になると、何故か必ず、鼻血が出ていた私。

 

いつの間にその症状が出なくなったのか、

もう、覚えてはいませんが、

幼い頃の私は、必ずと言って良いほどに、

イベントごとの前夜には、鼻血が出ていました。

 

へぇ、そんなことあるんだね

 

私の話を聞いていたあの子は、

相槌を打ちながら、言ったのです。

 

お母さん、鼻血が出るほど何か楽しみなこと、あるの?って。

 

私の今後の予定には、それほどまでに楽しみな予定など、

特にはありませんが、

あの子の言葉を聞きながら、突然の鼻血を予祝と捉えてみました。

 

これから先、鼻血が出ちゃうほどに、

何か、楽しいことが待っているのかも知れないと。

 

もう、何年も鼻血とは無縁の生活を送っていただけに、

何故、急に鼻血が?と、笑いながらも、

実は、少しだけ驚いてしまいましたが、

あの子のお陰で、なんだか朝から楽しい気持ちになりました。

 

見方を変えれば、なんでも楽しい気持ちになれるものですね。

 

さて、これからの私には、

どんな楽しいことが待っていてくれるのでしょうか。