拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

あなたを想う日 -2026-

あなたへ

 

あなたの温かなその手を離してから、12年が経ちました。

 

今日の私は、公園へと出掛けて、夏の光の中で、

ゆっくりとあなたを想う時間を作りました。

 

あなたと共に、この世界で過ごした日々のことを、そして、

あの夏から、此処までの12年間を振り返れば、

様々な想いが溢れ出して、何の言葉にもならなかったけれど、

どんな言葉をあなたに伝えたら良いのが、分からなかった代わりに、

青く澄んだ空へ向けて、とびきりの笑顔を向けたのは、

そちら側のあなたへ、

とびきり素敵な花を降らせたいと思ったからでした。

 

大好きな夏を、思い切り楽しんでいる私と、

あなたを想って涙を流している私。

 

この夏の私は、これまでに過ごしたことのないような夏を過ごしていますが、

例え、今年の私が涙を流すことを、あなたに許されているとしても、

今日だけは、泣きたくないと思いました。

 

だって、今、此処に見える景色も、

今の私が此処に存在することが出来るのも、

全部、あなたからの贈り物だもの。

 

だから今日は、そんな私の想いを込めて、

そちら側のあなたへ、とびきり素敵な花を贈りたいと思ったのです。

きっと、笑顔で降らせた花は、とびきり素敵な花だと思うから。

 

今日のこちらでは、空が綺麗で、とても暑い日でした。

 

暑さが苦手だったあなたならきっと、無理だ!駄目だ!って、

大騒ぎしそうな日だったけれど、暑さに強い私は、全然平気。

 

夏らしい力強い日の光をいっぱいに浴びながら、

夏の音も、夏の風も、そして、夏の色も存分に楽しんで。

そうして空へ向けた笑顔はきっと、最高の笑顔であったに違いありません。

 

ねぇ、今日のあなたには、どんな花が降りましたか。

 

今日のあなたは、どんな顔をしていましたか。

 

キラキラと光るとても素敵な花が降り注ぐ中で、

もしもあなたが、とびきりの笑顔でいてくれたのなら、私はとても嬉しいな。

 

 

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