拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

この時期の私の楽しみ

あなたへ

 

夏の終わりを感じ始めれば、

来年用の手帳をインターネットで検索しては、様々な手帳を見てみるのが、

いつの頃からかの私の毎年の恒例となりましたが、

今年の私も、時間を見つけては、来年用の手帳を見る時間を楽しんでいます。

 

2冊の手帳を使い分けるようになった私が、

やがて、一目惚れした手帳を使いたいがために、

3冊の手帳を使い分けるというやり方にまで、手帳ライフの幅を広げてみたのは、

いつの頃のことだったでしょうか。

 

あれは、手帳が好き過ぎる故の私の挑戦でしたが、

今現在は、年に1冊の手帳を使うという、最もシンプルなやり方へと戻りました。

 

自分なりに様々に挑戦してみたことで、

1冊の手帳へと全てを纏めてしまった方が、後で振り返り易いと感じだからでした。

 

私の中での最も使いやすい手帳との出会いが訪れたのは、

あなたを見送ってから、何年が経ってからのことだっただろう。

 

あれから毎年の私は、同じメーカーの手帳を使っていますが、

毎年のこの時期になると、来年の手帳はどうしようかしらと迷った振りをして、

様々に手帳を検索しては、これ可愛い、あれ可愛い、と、

迷った振りを楽しんでみるのです。

 

可愛い手帳を見つければ、

例えばまた、2冊の手帳を使うのも悪くはないのかしらと、

揺れる気持ちをそのままに、それならこの手帳は、どんなふうに使うのかと、

様々に妄想を繰り広げてみるのもまた、私にとっての楽しい時間ともなっています。

 

様々な手帳を見て回っても、私にとっての第1位は何年も変わることはなく、

来年用も例年通りの手帳を買うことは決めていますが、

もう少しだけ、この揺れる気持ちを楽しんでから、買う予定です。

 

時代の移り変わりと共に、様々に、便利になったこちら側の世界ですが、

どんなに時代が進化しようとも、手書きで文字を綴る時間を大切にしていることも、

新しい手帳を開いたら、あなたの誕生日を1番初めに書き込むことも、

あなたの側にいた頃と変わらないところ。

 

きっと私は、ペンを持つことが出来なくなる時まで、

自分の手で文字を綴り、

夏の終わりを感じ始める頃にはこうして、様々な手帳を眺めながら、

私にとっての楽しい時間を持ち続けるのでしょう。

 

この人生の中では、またいつか、

複数の手帳を使い分けるという日々もやって来るのかも知れませんね。

その時の私は、どんなふうに使い分けて、何を綴るのかしら。

 

 

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