拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

予期せぬプロポーズ

あなたへ

 

え?何故、今、プロポーズの言葉を?

 

あなたに手を合わせながら、思わず呟いたのは・・・。

そう。お盆最終日の前日の夜。即ち、15日の夜のことでした。

 

お盆の最終日には、いつも私の目が覚める前にあなたは帰ってしまうから、

8月15日の夜には、あなた専用のバッグにお供え物を詰めるのが、

いつの頃からかの私の毎年のやり方となりました。

 

今年もまた、例年通りに、あなたの帰り支度を整えた私ですが、

あの時間に感じる寂しさには、慣れないままに。

 

明日には、帰っちゃうんだね

 

荷物を纏め終えると、

小さく呟くのも、毎年の私の流れとなりました。

 

例年通りであるならば、そんな私の姿を、

あなたはただ、穏やかな顔で見つめてくれるだけなのに、

今年の私の中へと何故だか不意に流れ込んで来たのは、

家族になる前にあなたがくれたプロポーズの言葉でした。

 

え?何故、今、プロポーズの言葉を?

 

あまりにも不意だったその言葉に、思わず、こう呟いた私の声を、

あなたは、どんな気持ちで聞いていたのだろう。

 

その言葉の意味を理解出来ないままに、眠りに就いて、

やがてお盆の最終日の朝がやって来て、目が覚めれば、

やはりあなたのその気配は、すっかり消えていて。

 

寂しさを感じながらも、

今年のお盆の中で集めた素敵な思い出をひとつひとつ振り返ってみたけれど、

あの、プロポーズの言葉の意味だけが理解出来ないままに、

私が大切にしていた言葉を、あなたもきっと大切にしてくれているから、

きっと不意に浮かんだのだと、

どこか釈然としないままに、そんなふうに理由を付けてみたのでした。

 

え?違うじゃん!

全然、違うよ!!

 

思わず声を上げながら、

不意に、それに対する答えを見つけることが出来たのは、

昨夜の、眠る前のことでした。

 

5年前のお盆には、夢の中のあなたから、再婚を勧められた私だったけれど、

私は、ひとりで生きることを望みました。

 

他の誰でもなく、あなたを想い生きると決めた私へ、

あなたは改めて、プロポーズの言葉を置いて、

そちら側へ帰ったのだと気が付きました。

 

それなのに私は、あなたからのプロポーズに対して、

え?何故、今、プロポーズの言葉を?

という言葉を返してしまったということになるのでしょう。

 

最低です。

非常に最低ですと、

昨夜の私は、とても後悔し、反省しました。

本当に、ごめんなさい。

 

今夜は、ここで、

あなたからのプロポーズへのお返事を、やり直させてください。

 

こちらこそ、

これからも宜しくね。

 

 

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